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vs数学

 

皆さん、高校生の頃に習った「数学」って得意でしたか?

「数学苦手だった~!」という方は少なくないと思います。

 

かく言う私は苦手の域を超えて、本当に全然、ちゃんとダメでした。具体的にはこんな感じです。

■高校1年生:入学して数カ月にして夏休みの補習メンバーに選抜される(学年で10名未満)

■高校2年生:全国模試でビリから数えて10位以内にランクイン(200点満点中10点前後だったような記憶)

※高校3年生は文理選択で文系を選び、理系教科とは無事決別

 

特に全国模試は自分でも色んな意味でびっくりしました。

というのも、問題を見た時点で「(?_?)」状態だったので、何となくそれっぽい公式を用い、

一応わかるところまでを記述し、そのまま潔く机に伏せて就寝。

 

0点を覚悟していたわけですが、返却された解答用紙には「苦肉の策」みたいな部分点が10点前後。

「我が校から0点を輩出するとか、マジ勘弁」という数学の先生の強い想いが、

部分点として具現化されていました。先生、その節はありがとうございました。

 

はて。中学生の算数までは、普通に解けていたのに。

なぜにこんなことになったのか。自分なりに原因は明白でした。

 

~問題文の日本語がわかりづらい~

 

数学Ⅰ・Ⅱは練習~基礎くらいまでなら解けていたのですが、問題は数A・B。

日本語が難解過ぎました。このブログを制作するにあたり、

インターネットで「数A 場合の数」を調べてみたのですが、

分かりやすい例題のピックアップすら出来ない程に、何を言っているかわかりませんでした。

 

あの数学特有の文章を解読・解答出来る理系の方は本当に凄い。

私からすれば、日本語ではない言語として「数学語」があるようなもの。

本来はきちんと用語を理解し、覚えれば解けるのかもしれませんが、

当時は全く興味を持てなかったのです。

 

そんな数学ポンコツだった当時のささやかな記憶をひとつ。

数学がまだ必修だった高校2年生の冬休みだったか。

チャート式とかいう分厚い参考書の、ほぼ半分くらいのページが宿題となりました。

文理選択で文系へ進むことを決心し、

赤点を取らない程度に取り組んでいたレベルの私にはヘヴィな量です。

 

一瞬だけ「宿題を提出しない」という選択肢が頭を過ぎりましたが、

皆がきちんと提出するであろう宿題をしない、という類のヤンチャは流石に出来ず…

 

そこで私が思いついた秘策(?)が

 

「数Ⅱは何となくわかるところもあるし、3~4問に1問くらいずつは解くか!

数Bの方は…とりあえず式の途中までで良いから書いておけば

『解いてはみたけど、最後まではわからなかった…』風に見えるかも。

これも5問に1問くらいを解いて(写して)、

両方のボリュームを合わせたらそれなりの量を解いたように見えるはず(^^)」

 

という狡猾そうに見せかけて、はちゃめちゃに阿呆なアイデアでした。

要は課題全体のうち3~4割くらいしか解かず(時に解いた風に見せかけて解答を丸写しし)、

堂々と提出したという話です。

 

普通にバレていたに違いないのですが、

数学の先生からすれば相手は全国模試で最下位争いをしていた問題児。

何を言っても無意味だと判断されたのか、特に触れられることはありませんでした。

 

数学の全国模試では最下位争いをしていたような人間ですが、

第一志望の大学には特待生として入学出来たことだけ、

念のため補足させていただきます(もちろん文系教科のみの3科目受験)。

 

 

そもそもの話、文系教科は普段の生活にも近しい知識が多いですが、

「数学と実生活」の関連性って、結び付けるの難しくないですか?色んな公式とかグラフとか。

 

いったいいつ、何をする時に使えるのか?役に立つのか?

あまりにも実用性をイメージ出来なかったのも、数学への苦手意識が高まった要因かもしれません。

何かしら身近な事象に紐づけて考えたり、疑問を持てていたら、

めっちゃ数学得意だったかもですよ?知らんけど。

 

と、ここまで難癖をつけているものの、今でも覚えている小学校の頃の話を最後にひとつ。

算数の授業で四角形の面積を求める公式を教えてもらったじゃないですか。

縦と横を掛けるやつ。そこまではわかる。

でも面積の単位になると急に「㎠」とか「㎡」って、

小さい2がつきますよね。特段説明もなしに。

 

急に現れる小さい2。当時はこの2の存在に対して

「君は誰?どこから来たの?なぜいるの?」状態で、謎の苦戦を強いられました。

多分こんなところで躓きそうになっていたのは私だけだろうと思います。

幼き日の私には、本当に意味がわかりませんでした。

 

最終的には無理矢理、小さな2という存在を受け入れたものの、

どこか納得のいかない気持ちで教科書を睨みつけていました。

その後、中学生になって2乗という概念を習ったことで、この疑問は解消しましたが、

習う順番合ってるんか??と今でも少し思います。

 

 

…もしかして、昔からこんなことばかりを気にしているから、

数学と分かり合えなかったのでしょうか。

もう少し素直に授業を聞き、地道に問題を解いていれば、

全国模試でも30点くらいは取れていたのかな。

 

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