恐怖心展

恐怖心展
深夜、テレビ大阪で流れていたCMが気になり、
先日「恐怖心展」に行ってきました。
ポスターなどの宣材に使われているのは、
椅子に座った男性の頭部分が●(黒丸)になっている不気味な絵。
もっともっと不気味なものが見てみたい!
全部見終わったあと、どんなに不安定な気持ちになっているんやろ~
などとドキドキしながら入場しました。
恐怖心というのは、
遺伝子レベルで組み込まれていそうなものから、
日常の中で突然芽生えるものまで、本当に様々なようです。
ちなみに私は、子どもの頃は高い場所やジェットコースターが大好きでしたが、
今ではすっかり苦手です。
きっかけは中学生の頃、バンジージャンプを飛んだことでした。
好きな男の子と同じ班になり、向かい合って給食を食べることになったものの、
話し掛けたいのにきっかけがない・・・面白い話もない・・・
ならば、自分で作ろう!と挑戦しました。
命綱をつけ、飛び降りる直前、足はすくんだものの、
当時は、恐怖心より恋心の方が圧倒的に強かったようで、
バンジー飛んだよという土産話を好きな子に話すんや!という気持ちが勝ち、
クッションのようなものにしがみついて空中へダイブ!
ものすごい無重力を感じたことは覚えていますが、
その他の記憶はほぼありません。
ただ、その後しばらく、夜布団へ横になると無重力の感覚がよみがえり、
そのまま布団を通り越して、下へ下へと落ちていくような錯覚に繰り返し襲われるように。
今はだいぶマシにはなりましたが、あの日以降、浮遊感や高所に関するものが苦手です。
ちなみに今回、息子と二人で訪れたのですが、
恐怖心の世界に没入したいのに、息子が途中で走り出して迷子になったり、
「全然怖くないー!」と周りに聞こえる大きな声で自慢げに叫んだり・・・
静かにしてほしい気持ちや周囲への申し訳なさが重なり、
早足で展示を通りすぎる中、恐怖とは別にどんどん怒りの感情が湧き上がってきました。
そして、余韻に浸る暇もなく、息子を追いかけながら会場を後にした私に残ったのは、
恐怖心<怒りでした。
恐怖心展、
決して晴れやかな気持ちになる展示ではありませんでしたが、
あえて不快さを求めに行った身からすると、とても満足のいく展示でした!