婚活と職業病 その③
こんにちは、引き続き婚活中の私です。
最近の癒しは専らペット動画と、佐藤健から届く彼氏感の強いLINEです。
佐藤健と付き合いたい人生だった…
ひな祭りでしたね。
一人暮らしをしていると、ひな祭りというイベントはインパクトが薄く忘れ去られがちですが
うちの母からは、お雛様を出したよ、と毎年連絡があります。
姉が生まれたときに祖母が買ってくれたらしいので、正確には姉のものですが。
こちらです。
段になっているお雛様は今時珍しいかもしれないですね。
実家にいたときは、私も母と姉と一緒に出し入れをしていました。
何歳の頃だったか忘れましたが、ある年の3月3日の夜、母が
「あ、お雛様を後ろに向けないと!」と言うので、どうしてかと聞くと
そうしないと姉と私がお嫁に行けなくなるから、と言うのです。
調べてみると、どうやら私の出身地方特有の言い伝えのようなのですが、
いつまでもお雛様を出しておくと子供がお嫁に行けなくなるため
3月3日で片づけてしまうか、それが難しい場合は
応急処置的にお雛様を後ろ向きにするらしいのです。(※諸説あり)
子供心に「これを忘れたらお嫁に行けなくなるのか…」と微かな恐怖心を抱きながら
母と一緒に丁寧に後ろ向きにし「これで大丈夫だね」と言い合ったことを今でも覚えています。
それから20数年。
母の努力は未だ報われず、娘たちは独身であります。
全然大丈夫じゃない。
どうやら私の婚活は10歳に満たない頃から始まっていたようです。
さながら平安時代です。
ちなみに、母は最近、近所に住む私たち兄弟の幼なじみの子どもを
孫のようにかわいがっています。
先日も、一緒にひな祭りのお祝いをしたよ〜、と幼なじみから連絡がありました。
ちなみに、幼なじみの子どもは男の子です。
とんだとばっちりです…申し訳ない。
お正月にあげたお年玉をバイト代だと思って、もうしばらく孫役をお願いします。
身も心も寒い日がつづきますね。(心が寒いのは私だけか)
早く春が来ますように…!