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婚活と職業病 その⑧

 

観てきました。

シン・エヴァンゲリオン劇場版。

 

そして、NHKのプロフェッショナルで総監督 庵野秀明さんの密着スペシャルを見た直後に

やや興奮状態でこのブログを書いております。

 

1995年のシリーズ開始から25年を掛けて完結したわけで

詳しくない方にとっては意味がわからないと思いますが

文字通り紆余曲折あり、四半世紀に渡るエヴァンゲリオンの物語が一応完結したのです。

 

にわかではありますが、わたしも今回の作品を心待ちにしていたファンの1人であり

密かに、結婚相手と一緒に観に行くという目標を立てていました。

残念ながらそれは叶わず、一旦全てを諦め

どうせ1人なら公開初日に観に行ってやろう、と

月曜でしたが有給取得して観てきました。

 

 

エヴァは設定が複雑過ぎて、理解をするのが難しく

ネット上の誰かの考察を読んでも解釈がそれぞれで

結局は、理解するとかしないとかではなく

観た人がそれぞれ何を感じるか、

というまさに芸術作品なのではないかと思います。

 

芸術方面には疎いわたしですが(大して強い分野もありませんが)

映画を観た後に、長年に渡り作品と向き合う監督の葛藤を知り

作品そのものだけでなく、作り手の背景を含めてその作品を感じることも

また違った楽しみ方なのだなと改めて思ったり。

 

 

婚活的視点から観ると、

エヴァの作品中には、庵野さんの奥さんであり、

漫画家の安野モヨコさんのキャラクターが

目立たないながらも随所に散りばめられているのですが

今回の作品においては、前面に出ているワンシーンがあり

それがなんだか奥さんに対する感謝や愛情の表れのようで

個人的にとても素敵だなと感じた次第でした。

 

また、プロフェッショナルでも庵野さんが

「自分の命より、作品をつくり上げることの方が大事。

結婚してからはなかなかそうもいかないけどでも作品が大事」

というようなことを言っていて

作品(仕事)至上主義の庵野さんが、結婚によって多少揺らぐというか

そういう変化のようなものが起こるほど

奥さんの存在は偉大なのだなと感じました。

 

 

詳細は端折りますが、今回の作品、

当初の予定より12年遅れで公開・完結したのでした。

 

わたしが、次に付き合った人と結婚しよう、

と思ったときを婚活のスタートとすると

気がつけばすでに10年が経過しています。

婚活歴がエヴァの公開遅れに追いつきそうです。

でも、25年掛けてシリーズが完結したことを考えれば、

まだ折り返し地点にも到達していません。

 

「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ

主人公シンジくんの名ゼリフで自分を鼓舞し続けたいと思います。

エヴァの物語は完結しましたが、わたしの静かな戦いはまだ続くのでした。

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