ブログのネタ2

以前のブログで、ブログのネタがないので、街を歩いていたら面白いおじさんが話しかけてきて、
ひと悶着あって、そんなうまい話しがあればいいのに・・・
的なブログを書かせてもらいましたが。
なんと。
前回に引き続き、おじさんとの出会があったので紹介させてもらいます。
先日、車を運転していた時のことです。
私は、国道2号線を、梅田方面から神戸に向けて尼崎近辺を走っておりました。
車は当然、西に向かって走っています。
と、私の前方の車がなんとなく、よたよたと走っている事に気づきました。
よく見ると、だいぶ古いタイプの車で、「高齢運転者標識」を付けています。
※高齢運転者標識とは?
黄色・オレンジ・黄緑・緑の4色の四葉の形
(白いラインで「シニア」を意味するSの字が表現されています)をしたマークで、
70歳以上のドライバーが運転する際に表示することが推奨されているそうです。
前の車の様子が、なんとなーく不安だな、と思い、
念のため、その車との車間距離を空け、私自身もいつもよりゆったりと走っていました。
こういう車には近づかないことが一番。
できれば、どこかで右折なり左折なりしてくれればありがたいなぁと思いながら。
前のその車が赤信号で止まりました。
私も当然停車します。
と、その前の車の運転席が開き、高齢の男性が車から降りました。
(運転されていたのは、予想通り高齢の方でした)
なんだ、なんだ、と思っていると、私に向かって歩いてきます。
え?
これって、何年か前に、ニュースでよく見てたやつ?
数年前、よくテレビで流れていた、あおり運転事件を思い出します。
前に停車した車から、運転手が降りてきて、後ろの車に怒鳴り込むやつです。
やっぱり、俺に向かって歩いてきてるよね~
怖いなぁ。
前述通り、私は停車時も前の車との車間距離を空けていたので、
その男性が歩いてくる時間が長く感じます。
そして、その男性、私の車の運転席まで到着しました。
見ると、小柄で細身な高齢の男性です。
私と目が合うと、人差し指を下に動かします。
私は「運転席の窓を開けろ」という意味だと解釈をしました。
以前の、その「あおり運転事件」が頻繁に起こっていたころ、
テレビで識者の方が「絶対に窓を開けてはいけません」と言っていたのを思い出します。
窓を開ければ、攻撃されてしまう可能性が高いからです。
実際に、当時はそのような事件が世間を賑わせていました。
窓を開けるかどうか、一瞬迷いましたが、
私にはその男性が悪いことをするような人には見え
なかったので、勇気を出して窓を開けました。
(こう言っては何ですが、あまり強そうにも見えなかったので)
高齢男性「あのー、高槻方面に行きたいんやけど、こっち向きで合ってるんかのう?」
私「あー、こっちは神戸方面なので真逆ですよ」
高齢男性「あちゃー。逆か!」
私「はい・・・」
高齢者「わかった。ありがと」
私「お気をつけて」
その方は、とぼとぼと自分の車に戻っていきました。
「あの古い車にはナビがついていないのだろか?」
「もしかして、ナビはついているけど使い方がわからないのか?」
「とにかく、あおり運転でなくて良かった」
と疑問と安堵が入り混じった感情の中、信号が青になりました。
と、例の高齢者の車がUターンをして、梅田・高槻方向へまあまあのスピードで走っていきました。
しかし、そこは、Uターン禁止の交差点でした。
「お気をつけて」
私は心の中でつぶやき、神戸方面へゆっくりと走り出しました。