それでよかったクリスマス

去年のクリスマスのことです。

16時に退勤し、17時30分の保育園のお迎えに向けて、

頭の中でやるべきことをシュミレーションしながら帰っておりました。

 

クリスマスなんだから、それっぽい料理を作らねば…と意気込んでいた私は、

ビーフシチューとチキン、それからクリスマスケーキを用意しようと考えていました。

まあ、当日になって動き出す私もどうかと思いますが、案の定時間はなく、

大急ぎで料理を仕上げ、送迎の途中でコンビニに立ち寄り、

いい感じのケーキを調達してからお迎えに向かいました。

 

いざ、料理を出してみると、チキンは食べてくれたものの、

ビーフシチューは2?3口で終わり。

クリスマスケーキも、まさかの生クリームがお気に召さなかったらしく、こちらも1口食べて終了。

 

頑張って作ったんだけどなぁ…と思いながら、

「もうちょっと食べてよ?」VS「え?これいやだ」の応酬に疲れてしまい、

しゅん…となりながら、結局、子ども皿に残ったビーフシチューと、

自転車の前かごに雑にのせられ、少し形の崩れたケーキを一人食べることになりました。

 

冷静に考えると、「クリスマスはこうあるべき!私の考えた最高のクリスマスメニュー!」

みたいなものを、勝手に子どもに押し付けて、

それで喜んでもらえなかったから勝手に寂しくなっていただけなんですよ…。

 

子どもたちからすれば、ビーフシチューじゃなくて、いつものカレーでよかったかもしれないし、

ケーキじゃなくて、大好きなアイスでも十分だったのかもしれません。

それなら私は、横でお酒でも飲みながら、「おいしそうに食べてるなぁ」と眺めるだけでよかった。

そのほうが、たぶん、みんな幸せでした。

今日はこれでいいや?、そんな日があってもいいよね?、と思えるようになりたい今日この頃です。

 

そのうち子どもたちも大きくなって、

クリスマスは友だちと遊ぶとか、彼氏と会うとか、なんか言っちゃったりして、

一緒に過ごせない日が来るのかもしれません。

そのときには、こんな日もあったな?なんて思ったりするのでしょうか。

まあ、その日が来るまで、こちらは相変わらず、食べられなかったビーフシチューを片付けたり、

ケーキの残りを一人で食べたりしながら、「今日はこれでいいや?」を繰り返していくんだと思います。

 

たぶんそれが、今の我が家のクリスマスです。

 

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