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うちのチワワ ~狡猾編~

突然ですが、みなさんチワワの起源は知っていますか?

 

彼らの祖先は遥か昔、メキシコで暮らしていた

テチチ」という名の犬でした。(名前かわいすぎ)

こちらがテチチ。たしかに見た目はそこそこチワワです。

トウモロコシを運ぶテチチ像。お手伝いかな?

 

犬の祖先を辿ると、「一緒に狩りをしていた」とか、「ソリを引いていた」とか、

人間のパートナーとして、立派に活躍していた歴史が多々垣間見えるかと思います。

 

そんな中、テチチが担っていた役割、それは…

 

―――アズテック族は、この犬を食用に消費した。

 

―――いわゆる「ごちそう」ではなく、一般的な食材として食べている。

 

―――少なくとも10万匹のテチチが食べられたと考えられる。

 

はい。がっつり食用でした…。

 

じゃあさっきのトウモロコシをくわえていた像は、

お手伝いとかじゃなくて、単に飼料で太らせてる姿を描写していたのね。

 

しかも、特にテンション上がる献立扱いでもないの、つらすぎる。

その他、儀式の生贄としても使われていたそうです。

食用とか生贄とか、なんて悲しい生い立ちなの。

 

しばしばチワワはうるうるした瞳で見つめる顔が、

なにもされてないのに被害者ヅラ」などと揶揄されたりしますが(ひどい)、そりゃそうですよね。

ほんまもんの被害者なんだもん。

 

そんなテチチをご先祖様にもつ、現代のチワワ。

「いつ食べられるか分からない」という環境で育った名残なのか、

一緒に暮らしていると、ずる賢いというか、狡猾な一面を見ることがあります。

 

 

 

うちはリビングにペットサークルを置いています。

テーブルの配置的に、私はサークルに背を向けて食事をするのですが…。

食事をしていると、ぺしっ、ぺしっと背中に何かが当たります。

 

振り返ると、そこには犬のおもちゃが。

 

どうやら、かまってアピールで、

サークルの中からおもちゃをこっちに飛ばしてきたようです。

 

さらに何やら熱い視線を感じる…。

 

 

 

 

 

「飯食ってねぇで、俺にかまえよ…。」

 

その姿は、さながら電柱の陰で張り込みにいそしむ刑事(デカ)。

(てか、なんで当たり前のように二足歩行?)

 

しかし、あまり要求に応じてばかりではいけません。

主従関係を分からせるためにも、かまいたい気持ちを抑えて、無視…無視…。

 

すると、このやり方では無理だと悟ったのか、

彼は別の作戦に出ました。

「あのぉ~、すみません、そこの御方…」

 

 

 

「これ、取ってくれませんかねぇ…?(チラッ)」

なるほど、これぞ被害者ヅラ

あんたが自分で外に落としたんでしょうが!

 

取らずに無視していると、ずっと手を伸ばしたまま変顔で待機しているので、

結局かまってしまうのでした…。

 

見事に術中にはまってしまいました。

チワワの狡猾さ、おそるべし。

 

 

※テチチに関する画像・記述:Wikipediaより引用

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%81%E3%83%81

 

 

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