信じるか信じないかは、あなた次第です
お盆休み、約2年ぶりに実家に帰りました。
両親共に80代となり、最近何かと病院にお世話になることが増えているようなので、
護中の愛犬を友人に預け、1泊2日の弾丸帰省です。
今回は短い期間なので、友人には連絡せず、丸々両親と過ごそうと決めていました。
うちは昔から小さな畑をしており、野菜はほぼ自給自足。
2年前に帰省した際、父はほぼ毎日畑に行っていたので、
恐らく汗だくの畑仕事になるだろうと覚悟していました。
猛暑に畑仕事は辛いですが、2年ぶりということもあり、田舎での束の間のスローライフも悪くないと、
住み慣れた実家とはいえ少しワクワク感も感じていました。
さて、結論から言うと、畑は完全に閉じてしまい、自動車免許も返納。
駅まで歩くと1時間くらい・バスは1日3便(終バス16時…!)という田舎の片隅で、
活動範囲が一気に狭まった両親は、ほぼ1日中、YouTubeを見ていました…!!
しかも、まさかの芸能ゴシップ系です。
よくある浮気や不倫のネタとか、あの人は実は洗脳されていたとか、○○の裏の顔とか。
携帯をスピーカーにして、二人で楽しそうに見ているのです。
2年前は、YouTubeなんて全く触れていなかったはずなのですが、
話を聞くと、携帯ショップの若い店員さんに教えてもらい、ハマったようです。
いいけど。別にいいけど、なんでやねん…。
少し前に、国民民主党の玉木さんが、
「一人暮らしの父親が陰謀論をすっかり信じてしまって大変だった」と笑い話をしていたのを思い出し、
両親が寝静まってから、父の携帯をチェック。
YouTubeのおすすめには、しっかりと都市伝説や陰謀論的なチャンネルが挙がっていました…。
帰省初日に危機感を覚えた私は、これ以上怪しいチャンネルがおすすめに挙がってくるのを防ぐために、
夜な夜な、野球や山歩きなど、父の好きそうなチャンネルを検索し続けました。
翌日、父が阪神タイガースの応援歌を歌いながら携帯を見ている姿を確認し、大阪へ。
キャリアエンジンの皆、今回ばかりはお土産どころではなく、手ぶらですみません。